2019年6月29日土曜日

6/29:フレンチのリハーサルの準備

といっても17世紀イタリアの本番もあるのでそちらを先に。
Piccininiは今は4分音符の3声部分の各声部をいかにつなげるか。
SchützとStrozziはレチの部分が少なくとも自動的に弾けるようにして、歌に柔軟に付けておけるようにしておかなくては。

ということで、DelalandeのJerusalemを「新調弦」で慣らす練習。
それとともにその前の部分で弾けない箇所を確認。
アルペッジョの練習をしていたらMaraisも気になって少し弾いてみたり、
de Viséeは練習しないはずだったのに結局一通りさらってしまった。

明日の午後はフレンチの最終リハーサル。
あとは前日会場と翌日は本番!
天気が心配…。

音楽文化論特別講義~ルイ14世時代の宗教曲と器楽曲
エレミヤの哀歌
マリアの賛歌 
Musique Douce 2019


17~8世紀のバロック期フランスの「フランス古典」と呼ばれる雅びな分野の中から,ルイ14世の宮廷で活躍したド・ラランドやクープランの宗教曲他,マレとデュパールの器楽曲を,美しい響きの神山ホールでお楽しみ下さい。

日時 2019年7月7日(日) 開演15:00(開場14:30 終演予定17:00)
会場 京都産業大学神山ホール大ホール
入場料 無料(予約・申込不要)

曲目(予定)
M.=R.ド・ラランド 《暗闇の朗誦》(《ルソン・ド・テネブル》,エレミヤの哀歌)
F.クープラン 〈マニフィカート〉(マリアの賛歌)
M.マレ ヴィオール曲集第5巻より
C.デュパール 組曲第1番 他

【ミュズィク・ドゥス】
笹山 晶子 辛川 千奈美(ソプラノ) 
竹内 茂夫(テオルボ,リコーダー) 
太田 賀之(ヴィオール) 
小林 美紀(クラヴサン)

主催 竹内 茂夫(京都産業大学文化学部)
協力 京都産業大学文化学部「笛ゼミ」の皆さん


2019年6月28日金曜日

6/28:ロングドライヴから帰宅して練習

今日は往復470km8時間弱のロングドライヴから帰宅しての練習。
そう疲れは感じていなかったけど、高速は緊張するし、テオルボを弾いてみるとそれなりに疲れが。

それでもソロ曲はPiccininiとde Visée、少しずつ進展。
通奏低音はSchütz、StrozziそしてMaraisとDelalande。
特にDelalandeはやはり最後のJerusalemを効果的に弾く調弦にして、その前に出てくる弾けない音は少ないしガンバでまかなってもらえそうだから、曲の途中でブルドン弦の調弦というリスキーなことはやめよう。

2019年6月27日木曜日

6/27:新調弦でJerusalemを試す

DeLalandeの《ルソン・ド・テネブル》を練習していて、最後のJerusalemはどうしても低音でFisとCisがほしくてその調弦でやってみる。
やはりこれがある方が良さそう。
和音の押さえ方も変わると言うか押さえられる音が増えてジャラジャラにできるので、各ルソンの最後でもあるし、間際だけどこれを使ってみたいけど、曲の中で上手に調弦しないと目立ってしまう。
調弦の時だけハケてしまった方が良いかもしれない。

あとはいつも通り。
ソロ曲はPiccininiとde Visée。
ちょっとずつ問題点を片づけつつあると言う感じ。
通奏低音はSchützとStrozzi。

2019年6月26日水曜日

6/26:テオルボと遊んでいるつもりで弾くと

楽しく弾ける。
弾弦の順番は大事だけど,それをあまり気にせず弾いてみると,意外に間違いが少ない。
特に通奏低音はそれでなくても色々考えないといけないから,少し楽に弾いてみよう。

DeLalandeの《ルソン・ド・テネブル》,最後にあるJerusalemの調弦を見直し。
やはり最後にFisとCCisはほしいから,曲の中にある降り番のどこで変えられるかを検討。
次の最終練習は曲順になるだろうから,試してみよう。

弾弦の順番は,ソロ曲の方がシビアだと思うので,それは守りつつ。
それでもPiccininiもde Viséeも問題点はかなり絞れてきた。
その絞られた問題点を解決するのは至難の業だけど,ゆっくり,時に目視を入れながら,左右の指の配置を確認しながら身に付けて行くしかなさそう。

リコーダーは今日は練習せず。

今日は3時間ドライヴで病院などの往復。
途中であったネコちゃん母子に癒された。


2019年6月25日火曜日

6/25:上達している気がしない…

毎日テオルボを練習して,折々にレッスンを受けて改善ポイントを教えて頂いていて,それを採り入れながらさらに練習しているけど…何だか上達してきている気がしない。

本当に上達していないのか,上達はしているけどそう感じていないだけなのか。
感じられなくても少しずつ進歩していると信じて練習を続けよう。

練習はいつもの通りの一通り。
ソロ曲はPiccininiとde Visée,
通奏低音はSchütz,Strozzi, Marais。

2019年6月24日月曜日

6/24:右足に乗せているので

中テオルボは軽いから大丈夫だけど,大テオルボはヘッドの方が重くてバランスが悪いので,ストラップを使ってさらにお尻に回していても,乗せている右足で支えようとして無意識のうちにつま先立ちになったりしている。

足台(にあたるもの)はあるのでそれをちゃんと使えば良いだけのことで,鍼灸に行くといつも
「右半身が張っている」
と言われてしまうから,故障を引き起こす前に足台を使うようにしなくては。
(写真はとある師匠の足台)

ソロ曲はまずPiccininiの今日は後半の課題を。
de Viséeは繰り返し冒頭の5音を今日はカンパネッラの方で,こちらの方が案外良いかもと思ったり。

通奏低音は17世紀独唱曲2曲と,フレンチはMaraisのみ。
低音弦が正直見づらいのでちょっと色を付け直しておく。
ローズの上だけじゃなくて棹の上の方にも。

2019年6月23日日曜日

6/23:アルペッジョの弾弦の順番についての初歩的な疑問

先日の講習会で,アルペッジョの弾弦の順番について改めてしっかり考えさせられて,テオルボはまだまだ初心者なので,どのように考えているかを記してみて,可能ならご意見いただければと思っている。

de Viséeのパサカーユの冒頭の5つの音の弾弦の順番は,いくつか試した結果
d f a a d' になるように
5→2→1→4→ 3
かと思っているけど,これで良いだろうか。
それともカンパネッラと解釈して
5→2→4→1→ 3
だろうか。
でもこれだとアルペッジョとしては滑らかではないか…。
(翌日,カンパネッラで弾いてみたら,案外こちらの方が良いかもしれない)

右手のどの指で弾弦するかも問題だけど
5→2→1→4→ 3
p   m   a   p    i
5→2→4→1→ 3
p   m   p   a    i
だろうか。

1コースと4コースが同じaの音になるから,どちらを先に弾くのかなと思うけど,もし4音なら
5→2→1→3
または
5→2→4→3
のどちらかだけど,1コースと4コースの両方あるから何だか迷う。

そして,次の和音がラスゲアードの指示があって,4 3 2 1を弾くことになっていて,4コースと1コースは同じ音だけど最低音は2コースで,ラスゲアードだからそのまま4コースから弾き下ろしてしまえば良いのだけど,それだけに最初の和音の弾弦の順番に迷う。

今のところの結論は
5→2→1→4→ 3
で,もうしばらくそれで弾いてみよう。

ソロ曲は,他にKapsbergerのカナリオ,PiccininiのトッカータIVといつものメニュー。

通奏低音はGranciniは結局途中まで。
Couperinのマニフィカートはややこしいのでおさらい。

2019年6月22日土曜日

6/22:別の通奏低音曲でアルペッジョの順番確認

7/7に近づいているフレンチの通奏低音,別の独唱曲で和音とアルペッジョの順番を確認。
本当に当たり前のことだけど,意識してやるかやらないかで全く響きが違うし音の方向性も違う。
17世紀イタリアでも復習しておく。

弾弦の順番を整えて自分でも「音が違う」と思うから,聴いているメンバーはもっと違うと思うのか,それとも「やっと普通になった」と思われるのか…w

その前にソロ曲。
Piccininiは問題点が絞れてきたので,それを重点的に左右の指の動きを確認。
今日は最後のチャッコーナも弾いてみた。
de Viséeはともかくアルペッジョの順番と,ブルドンを確実に押さえる練習。

7/7(と8/25)の当日配布のプログラムを作成中。
プログラムに2案あるのは意識してなかった。

2019年6月21日金曜日

6/21:弾弦の順番を変えると

世界も変わる気がしている。

通奏低音の練習で,特にフレンチは和声も凝っているし数字も多いから,4つ5つの違う音を弾くことはよくあって,それをきちんと下の音から積み上がるように,結果的にカンパネッラで弾弦するようにすると,チェンバロの真似をするわけではないけど,一つの整った整然とした世界が生まれる気がする。
今までのただ和音を弾き散らしているのとは違う。

フレンチもDeLalandeの独唱曲だったけど,SchützもStrozziもそれに気を付けて。
ソロ曲はPiccininiとde Viséeの復習。
困ったことにde Viséeを弾いているとなぜか眠くなる昨今…。
de Viséeはまだまだ覚えられないけど,Piccininiは覚えてしまって演奏に集中できるようにするのがまず第1歩な気がしている。

2019年6月20日木曜日

6/20:通奏低音のアルペッジョも下の音から

指慣らしの後,まずは講習会で演奏されたKapsbergerとPiccininiの復習。

講習会でも言われていたけど,一気にはできないので,部分部分切り分けて課題に対処しながら。
Kapsbergerのカナリオは楽しいけど,展開の多さと面白さは短くてもPiccininiのトッカータ。
とはいえ慣れてきたらKapsbergerもリチェルカーレに進もう。

de Viséeのソロ曲も復習,音数が多い部分があるから弾弦の順番をちゃんと考えないといけないと,講習後は弾くたびに思う。
曲集によっては弾弦の順番がちゃんと書いてある。

通奏低音はMaraisをアルペッジョの順番に気を付けながら。
当たり前だけどこれで響きが全く変わるから,今までいい加減にしていたことを反省。

張り替えたAとGがまだまだ安定しない。
巻弦の方が安定しやすいけど,サスティーンの長さが変わってしまうし,案外切れやすい。

2019年6月19日水曜日

6/19:アルペッジョで下の音から弾く

とても当たり前のことではあるけど,先日の佐藤さんの講習会でソロ曲を弾かれたのとその指導を見ていて,やはりアルペッジョは下の音から弾くように弾弦の順番をちゃんと考えないといけないと反省。

テオルボは1,2コースがオクターヴ低いリエントラントで3コースが一番高いからそれを常に覚えておかないと。
KapsbergerのArpeggiataを練習していた時には気を付けていたけど,de Viséeは難しいから指なりになっていた様子。

Piccininiはまだ音数がそう多くないから順番は整理しやすいけど,de Viséeは意識しないと単なる音の塊になってしまう。
今日は弾弦の順番を意識しながらアルペッジョをゆっくり弾いて練習をしたけど,そうすると不思議に弾きづらさが減ったような感触。
これはありがたいことなので,引き続きそのように練習していく。

低音弦の練習として,Maraisの通奏低音でほとんどtasto soloで弾いている曲を練習。
「低音弦はどこ見てますか?」
という質問もあって,その前のK原レッスンでも
「棹の方を見る」
というのがあったからそれも試みていて,どの弦を弾弦しようとしているかはそちらの方がよくわかる。
「どこも見ない」
と答えた達人の参加者の方もおられて,早くそうなりたいものだと思う。

2019年6月18日火曜日

6/18:通奏低音曲と講習会のソロ曲と

テオルボのピッチを440Hzに上げて,17世紀独唱宗教曲の通奏低音練習再開。
講習を受けて楽譜の見え方も変わったので(その前のレッスンでも指摘された
という伏線もあるけど),ともかく全部同じように弾かないというのが今後の目標。

ソロ曲は講習会の3曲+αをおさらい。
Piccininiの短いトッカータは何とかモノにしたい。
de Viséeはよくわからなくて適当に弾いていたのが実情だから,講習会は色んなことがわかって本当に良かった。
de Viséeのギター曲を見直しておくと良さそう。

KapsbergerはLibro Quartoを大きく印刷。
Libro Terzoは小さくて印刷が不鮮明なのをそのまま印刷してしまったから,大きくより鮮明に印刷し直さなくては。

2019年6月17日月曜日

6/17:講習会で弾かれたソロ曲

講習会でお二人が弾かれたソロ曲3つはどれもとても勉強になったし,自分でもちゃんと弾いてみたいと思ったので,運転と病院通いで疲れたけど練習,というより楽器に触る。

Kapsbergerは全体としては易しいので,ややこしいところの指遣いを講習会でのアドバイスを参考にしてどうするか自分できちんと考えておくこと。

Piccininiはさすがという感じだったけど,音価の違いを速さで表現し分けるんじゃないというのはわかるけど,違う音価を使っていることでのフレージングの弾き分けはしないといけない気がする。
あとは2声(以上)で動くところで,旋律線がちゃんとつながる運指を考えておくこと。

de Viséeはプンテアードだけじゃなくてラスゲアードも使っているし,弦を低音から高音に弾くようになっているので(Piccininiでも)その辺はちょっと適当だったので順番は守ること。

それにしてもテオルボは音域が広いから,狭く密集で使っている部分なのか,広くダイナミックに使っているのかはちゃんと表現し分けないと,という反省。

2019年6月16日日曜日

6/16:佐藤亜紀子氏リュート講習会

名古屋(アート空間スカーラ)にて,リュート奏者の佐藤亜紀子氏によるルネサンス・バロック時代のリュート独奏とアンサンブル公開レッスンをテオルボで受講・聴講しました。

受講はアンサンブル・レッスンで,ソプラノ歌手2名とともにクラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643) の〈おお,慈悲深きイエス〉(SV313) および〈聖なるマリアよ〉(SV328)を予定していましたが,時間の都合で前者だけの講習となりました。

〈おお,慈悲深きイエス〉は一見シンプルに書かれていますが,短い曲ながらもどう歌って通奏低音弾いたらいいか悩んでいて,言葉に応じてふさわしい音型と和声が付けられていますし,実際には色々ドラマがあってそれらを分析してどのように表現すれば良いかということを,テオルボによる通奏低音と歌ともども佐藤氏および前日の演奏会でも演奏された国枝俊太郎氏(リコーダー,バロック・フルート)の両者から多くの示唆を頂きました。

また,佐藤氏による
レクチャー「知っておくと便利な通奏低音の『オクターフの規則』について」
では,定番の和声進行の奏法を実践的に行ないました。
(実は昨年の名古屋バロック音楽協会夏期セミナーの通奏低音講座にて参加者のうち3名が習っていたので,良き復習になりました)

その他に,テオルボでの通奏低音法に関してジュゼッペ・サンマルティーニ (1695-1750) のアルト・リコーダー2本によるソナタ第9番で学び,
バロック・リュートのソロ曲の演奏法に関してドニ・ゴーティエ (1597/1603-1672) によるジグとクラントを,
テオルボのソロ曲の演奏法に関してジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー (1580頃-1651) によるカナリオのカンパネッラ奏法や左手の運指,
アレッサンドロ・ピッチニーニ (1566-1638頃) によるトッカータ第4番にて旋律をつなげるための運指,
ロベール・ド・ヴィゼ (1655頃-1732-3) によるパサカーユの装飾やラスゲアードの奏法についてそれぞれに多くの知見を得ました。

2019年6月15日土曜日

6/15:久しぶりのKapsberger

久しぶりのKapsberger,Canarioを練習。

明日の講習会ではテオルボのソロで3曲受講があって,一通り練習。

・Piccinini: Toccata IV
これは自分でも集中して練習している曲。

・de Visée: Passacaille
これも一度は練習した曲で,舞曲は楽しいから2〜3回は弾いている。

・Kapsberger: Canario
これも久しぶりに弾いた曲で,HKの中では弾きやすい曲なので,APが一応終わったからこの曲が入っているLibro Quartoをやってみよう。
あとは通奏低音練習。

明日の講習会ではミニレクチャーが415Hzなので,テオルボの弦のピッチを下げようと緩めた瞬間に切れた。
7コース(G)で,巻弦だったし手持ちのナイルガットに変更。
6コース(A)も巻弦で,3月の講習で参加者のリュート奏者の方から
「ガットにしませんか?」
と言われてもいたので,これも一旦は張った形跡があるガットに。
全体に響きは揃ったけど,ただ両方ともちょっと細いかも。

弾いてみると,Gに張った弦のテンションがやっぱりもうちょっとほしい。
とは言っても440用のセッティングを415に下げたから,全体にちょっとゆるい。
Aはあまり気にならないから,440に戻した時に考えよう。

ともかく明日の重唱曲2曲を。
ピッチも下げたし,低音でよく使う弦も替えたから,テンションもタッチも響きも違うから明日の講習までには対応できないかも。

2019年6月14日金曜日

6/14:同じ曲でも楽器が変わると

ソロ曲はPiccininiのともかくトッカータIV。
11月も見据えて人前で弾くのを決めたから,部分ごとに分けて苦手な部分を集中して練習。
短めの曲だけど色々展開があって充実していると思う。
16日の講習会でもそれでレッスンを受ける知り合いがいるから,しっかり勉強しよう。

ついでに,弾きやすい印を付けておいた最後のチャッコーナ,そしてトッカータの最後のXIIIも弾いておく。
通奏低音は独唱曲2つのおさらいと自分なりの変更。

重唱曲は16日の講習会対応で415大テオルボで弾いてみたら…勝手が違う。
17世紀イタリアはずっと中テオルボで練習しているから,大テオルボで弾くと色々勝手が違って戸惑う。
確実に弾くためには中テオルボを415に下げるか。
そのままだと弦のテンションが弱くはなるけど。

de Viséeはスペイン人の入場やサラバンド,ガヴォットを弾いてみると結構良い。
旋律と低音と分けて練習。
併せて弾くと結構難しい。
本当に鍵盤を練習している時と同じ。

2019年6月13日木曜日

6/13:久しぶりのバロック・ギター

ものすごーく久しぶりにバロック・ギターを弾いた。

まだ4コースと5コースが高いユニゾンのe'bbggd'd'aaの「スペイン調弦」だったから,3/24のチェロ2本とTelemannを惹いた時のまま(汗)。
なのでSanzを色々弾いてみる。

バロック・ギターも楽しい♪
ただ調弦は2つとも低音があるe'bbggdd'Aaの「イタリア調弦」にしておこう。
でも結局4コースだけ低音があるe'bbggdd'aaの「フランス調弦」にしてしまいそう。


テオルボ練習は,440HzでPiccininiのカッコ良いトッカータVIIIIをちょっと弾いてみたら長いし難しいで,集中的に練習している短めのVとIVを。
そして独唱の通奏低音2曲を。

415Hzでは16日の講習会の二重唱の通奏低音2曲を。

やはり2つのテオルボは相当違う。

2019年6月12日水曜日

6/12:アンサンブル・レッスン

今日は大テオルボを持ってアンサンブル・レッスンへ。
「あ,ヘッドが重いですね。腰を痛めないようにしないと。ストラップ必須ですね」
やっぱりバランスが悪いかぁ。
腰よりも足でバランスを取ろうとしてしまうから,足台が必須。
今日はそれを使わずに2時間だったから足がちょっとまずい…。

あと,このテオルボは低音弦の弦の間隔がストップ弦よりも狭いとのことで,それで楽器を持ち替えた時に「違う」という原因だったことが遅まきながら判明。
アンサンブル・レッスンは歌もテオルボも本当に勉強になった。
歌でカデンツの後をどうするのかというのが示されると通奏低音は俄然弾きやすい。
展開が多く長めのStrozziととてもイタリアっぽいSchütz,実はStrozziはまだ合わせたことがなかったので,初合わせ兼レッスンという珍しい状況だった。

テオルボは16フィートがまだまだ全然使いこなせていないし,低音弦を効果的に使う練習が足りていない感じ。

楽器は「よく鳴る」とお墨付きを頂いたから,より確実な技術で弾かないと。

帰宅してソロ曲練習。
PiccininiのトッカータIVとV,あとで楽譜だけで検討。
リエントラントが効果的に使われているので,意外な所に旋律がある。
苦手なところが少しずつ絞れてきた。

de Viséeは講習会で弾かれる予定のまずパサカーユを見つけて,楽譜を検討。
あとは舞踏譜にある曲をきちんと探さないと。

2019年6月11日火曜日

6/11:de Viséeで舞踏譜がある曲,Piccinini復習

6/16佐藤亜紀子氏講習会@アート空間スカーラ(名古屋)のスケジュールが来た。

亜紀子さんには昨年夏名古屋バロック音楽協会の夏期セミナーでとても良い指導を受けて,撥弦楽器の合宿でもないのにテオルボ3名アーチリュート1名もいたので,亜紀子さんの提案で急遽テオルボウズという撥弦アンサンブルが組まれて,パッサカリアに載せてのソロ回しをするというのを発表会で披露したら,大受けだった。
その時に,ミニレクチャーでもされる「オクターブの規則」を教えて下さって,おそらく似たような内容かなとは思うけど,復習しておきたい。

通奏低音は他にリコーダー・デュオ曲の知り合いが1組あるだけだけど,テオルボのソロで知り合い1がKapsbergerを,知り合い2がPiccininiとde ViséeでPiccininiはまさに今自分が集中的に取り組んでいる曲なので,ちょうどレッスンを受けるつもりで聴講できるのはありがたい。
ということで,まずはde Viséeの舞踏譜があるアントレ,その前後の曲も。
一辺には弾けないので上だけ,下だけと分けて弾いてから合体。
合体が難しいのは鍵盤楽器の時と同じで,何だかオルガンを弾いていた時を思い出す。

PiccininiはトッカータIVとVを。

通奏低音は,明日のレッスンのソロ曲2つを,楽譜を見るたびにどう弾こうかが変わる。
6/16の講習の中のミニレクチャーは他が415Hzなので,こちらも440Hzでいこうかと思っていたのを415Hzに変更。
歌の人には申し訳ないけど,テオルボ2本持っていくわけにもいかないのでそれでお願いした。

2019年6月10日月曜日

6/10:Piccinini終了!バロック・ダンスの曲

自宅のMacBook Proが恐ろしく不調。
再インストールやらしている時に時間があるので,de Viséeのタブラチュアを眺めて,旋律線に印を付けたり,色々な曲を眺める。

そうしたら,バロック・ダンスでおなじみの
・スペイン人のアントレ
・アルルカンのシャコンヌ
を発見。
これは練習しなくては。

既に,de Murciaのバロック・ギターの曲集にも入っている
・ラ・フュルステンベルグ
は見つけていた。

あとはちゃんとしたタイトルを知らないだけで,他にもあるらしい。

Piccininiは長いロマネスカの最後のアルペッジョが多いパルティータを終えて,これで曲集を一通り弾いた。
今のところトッカータIVとVが短めで展開もあってまずは弾けそう。
少し集中して練習してみよう。

通奏低音は,近々のアンサンブル・レッスンと7/13@名古屋バロック音楽協会例会のためのSchützとStrozzi。
どちらも言葉にシンクロして弾けるようにしておかないといけないけど,まだ足らない。

2019年6月9日日曜日

6/9:17世紀の演奏習慣英書読書会のちの練習

今日も「2」と「3」の切り替えが一つのポイントだったけど,今練習しているPiccininiにも出てくる。
以前ならどうしたものかと悩んだかもしれないけど,今は割とすんなりタクトゥスを基本にプロポーションを変えている感じ。
「3」だけだとセスクイアルテラに変えるということで,ゆったり目の3拍子になるし,実際そういうタブラチュアだと思う。
ということで,Piccininiの短めのトッカータIVとVをおさらいして,ロマネスカの続きを。

de Viséeはヘ長調の組曲のいくつかをおさらい。
シャコンヌは弾けるようになりたい。

通奏低音は,7/13の名古屋バロック音楽協会例会で弾く予定の曲をおさらい。
まだどう弾くか決め切れていない箇所が新たに発覚。
一応は決めておきたい。

2019年6月8日土曜日

6/8:Piccininiロマネスカ続きとde Viséeヘ長調続き

今日は「くまのプーさん展」を見たりして気分転換した後,帰宅して練習。

Piccininiは短いトッカータIVをできるだけ理解して弾けるようにするために,苦手部分の解析を中心に,その後長いロマネスカの続き。

de Viséeはヘ長調の復習をしてから続きをいくつか。
何だろう…テオルボでヘ長調は苦手だと思っていたけど,これは楽しい。

その後,来週レッスン予定の独唱曲の通奏低音をいくつか。
この歌の世界というか歌詞の一つ一つをしっかり表現できるようなテオルボを弾きたい。

2019年6月7日金曜日

6/7:長いロマネスカBes,Fの組曲にはセーハの指示

Piccininiは残していた長いロマネスカを。
変ロ長調なのでちょっと弾きにくいかなぁと思ったけどそうでもない。
ただ,旋律線が意外な所に隠れているので,見つけ次第線を引いておかないと忘れてしまう。
de Viséeは気分転換で復習せずにヘ長調の組曲へ。
ほんわかした雰囲気を感じるせいか思ったよりも弾きやすい。

とはいえこちらはセーハがかなり多いし(タブラチュアにちゃんと指示がある),カンパネッラ奏法がたくさんあって,このところ全く弾いていないバロック・ギターのレパートリーを思い出す。
リエントラントの位置が高低逆ではあるけど,うまく使うなぁと思う。

通奏低音は,電車仕事で楽譜を眺めてどう弾くかを検討するだけで,弾かず。

2019年6月6日木曜日

6/6:Piccinini復習,de Visée色々

PiccininiのトッカータIVをおさらい,これくらい短くても確実に弾けるようにするのがまず最初かも。
次のコッレンテIIIはまだ弾いてないっぽいけど,弾きやすい曲。
de Viséeはイ短調組曲の次のあたりをポロポロと,まだ頑張れば何とかなりそうな予感。
ノエルも上下分けながら復習してみると,これも頑張れば何とかなりそう。

通奏低音の17世紀曲はいつも吊るしてあるけど,今日はSchützだけ。

今日はゼミでKapsbergerを聴かせる機会があって,やはり良いなぁと思って弾きたくなったので,Piccininiが終わったら一部を除いて取り組もう。

2019年6月5日水曜日

6/5:トッカータIVはやはり練習済,ノエルは難しい

PiccininiのトッカータIVはやはり一度は弾いた形跡があって,短くても効果的で弾きやすい感じの曲。
IIIの半音階は楽譜のアナリーゼをしたおかげでずいぶん弾きやすくなった。
それでもIIの方をレパートリーにしたい。
残るは長いロマネスカ。
de Viséeが含まれている曲集のNoëlは何だか難しい。
これよりはイ短調の組曲の方が取っつきやすくて,プレリュードなどをポロポロと弾く。
それにしてもPiccininiは練習すればできるようになりそうだけど,de Viséeは練習してもできそうな感じがしない…。
できそうな曲を決めて練習して慣れるしかないかも。

通奏低音は17世紀イタリアの独唱曲をポロポロと。
本当はフレンチも練習しないといけないけど,Schützの通奏低音が面白過ぎる。

2019年6月4日火曜日

6/4:テオルボでトッカータとノエルと

Piccininiは次のトッカータIII半音階を,弾いてみたらよくわからないので,楽譜だけ見てアナリーゼすると,音の流れもだけど小さなモティーフが活かされていることに気づいて,これをきちんと出さないと!と思っているところ。
コッレンテIIは易しい感じ。
そしてトッカータIIを復習,これはそう長くないし少し集中してレパートリーにしたい。

その後のページを見ていると,長い長いロマネスカはまだとしても,その次のトッカータIVはやった形跡がある…。

あと,クリスマスの公演で何かテオルボで弾けると良いなと思っていて,de Viséeが入っている曲集に確かNoëlがあったなぁと思って探して弾いてみたら,あれ?これ知ってる?と思って,Charpentier《真夜中のミサ》のスコアを引っ張り出してきたら1曲あった。
さらにそれは神戸松蔭の公開講座だったので,その時の野々下さんのレクチャー資料が出てきて,ミュズィク・ドゥスでフランス風ラテン語を歌う時に役に立ちそう。

2019年6月3日月曜日

6/3:練習しないはずがソロ曲も通奏低音も

先週からの風邪の続きで体調が悪いので,今日は楽器練習お休み…のつもりだったけど,リコーダーもテオルボも結局弾いておきたくて練習。

テオルボはソロ曲でPiccininiのコtレンテの1,そしてトッカータIIはなかなか弾きこなしたいと思う1曲。
de Viséeはaの組曲のアルマンドとガヴォットを,これはたぶん一度は練習したっぽい。
でも難しいからまだ全然弾けていない。

通奏低音は,7月と11月に予定している独唱曲を1〜2曲と思って弾き出したら,これまでとまた曲の組み立てが違って見えて,面白くなってついつい候補の6曲とも弾いてしまった。
Caccini2曲,Merula, Monteverdi, 先週は大編成で歌ったけどこちらも充実したSchütz,そして抜群に面白いStrozzi!

17世紀だけでも取り組みたい曲が山ほどある。

2019年6月2日日曜日

6/2:Piccinini最初から,通奏低音時間忘れる

Piccininiの最初の方を弾いていないことが発覚したので,最初から。
途中のレッスンで聞いてカッコ良い!と思った曲から始めたのがある意味功を奏したのか,意外にさっさと弾ける。
もちろん弾きこなすには時間がかかるけど,とりあえず怖くはなかったのは収穫。

そして17世紀の通奏低音も練習しなくてはと思ってSchützやってStrozziやったらこうしたいああしたいというのがたくさん出てきて,それを実現するための技術的なことも検討していたらあっという間に時間が…。
これだから通奏低音はオソロシイ。

2019年6月1日土曜日

6/1:Schütz合唱本番のち真夜中のテオルボ・ソロ曲練習

お昼からSchütz@神戸聖愛教会でのゲネと本番。
《ダヴィデ詩篇》という宗教曲ばかりなので幸いな音の時間だった。

でも師匠のテオルボを聴いたので(プロフィール写真撮影でお借りしたりも),遅くに帰宅しても弾きたくなってPiccininiの最後に残した曲とde Viséeをいくつか。

Piccininiはこれで弾き終わり!と思って念のためにタブラチュアを最初から見直したら,最初の方がやっていない(汗)。
考えてみればカッコ良い途中のトッカータから始めた気がする。
また最初からやらなくては。