2019年7月1日月曜日

7/1:《ルソン・ド・テネブル》2つのJerusalemの微妙な違い

DeLalandeの《ルソン・ド・テネブル》、今回は水曜日と金曜日を演奏するけど、どちらも最後に
「エルサレムよ、あなたの神、主に立ち返れ」
で終わっていて、通奏低音はパッサカリアのように半音階下降で降りていく一見同じ音楽に見えるけど、旋律も通奏低音も微妙に違うことが前日のリハーサルで発覚。
「音が違うよ〜」
と言われてよくよく見たら、最初の器楽だけの4小節だけでも違う。

自分の楽譜の読み方の甘さを思い知ったので、実家の妹の転院を終えて帰宅してから楽譜をよくよく見て違いを見つけて、書き込んだり色を付けたりして理解するように努める。
想像以上に違っていて、水曜日のどちらかというと起伏が少なめなのに比べると、金曜日はずっとダイナミック。
ただ水曜日の最初の4小節はかなり意識しないと違う音を弾きそう…。
ちゃんと理解して体にも覚えさせて弾かなくちゃ。
他に通奏低音はSchützとStrozzi。
ソロ曲はPiccininiとde Viséeを。

音楽文化論特別講義~ルイ14世時代の宗教曲と器楽曲
エレミヤの哀歌
マリアの賛歌 
Musique Douce 2019


17~8世紀のバロック期フランスの「フランス古典」と呼ばれる雅びな分野の中から,ルイ14世の宮廷で活躍したド・ラランドやクープランの宗教曲他,マレとデュパールの器楽曲を,美しい響きの神山ホールでお楽しみ下さい。

日時 2019年7月7日(日) 開演15:00(開場14:30 終演予定17:00)
会場 京都産業大学神山ホール大ホール
入場料 無料(予約・申込不要)

曲目(予定)
M.=R.ド・ラランド 《暗闇の朗誦》(《ルソン・ド・テネブル》,エレミヤの哀歌)
F.クープラン 〈マニフィカート〉(マリアの賛歌)
M.マレ ヴィオール曲集第5巻より
C.デュパール 組曲第1番 他

【ミュズィク・ドゥス】
笹山 晶子 辛川 千奈美(ソプラノ) 
竹内 茂夫(テオルボ,リコーダー) 
太田 賀之(ヴィオール) 
小林 美紀(クラヴサン)

主催 竹内 茂夫(京都産業大学文化学部)
協力 京都産業大学文化学部「笛ゼミ」の皆さん



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