2019年8月14日水曜日

8/14:名古屋バロック音楽協会夏期セミナー第4日 受講生コンサート

夏期セミナー最終日は受講生コンサートで締めくくり。

いつもの7時に一旦起きたけど前の晩寝たのが調律話で調律師の方を含めて盛り上がって1時半だったので、もうちょっと寝ようと思って次に起きたら8時過ぎ💦
あわてて食堂に行ったら朝食はもう半分以上経過。その後の予定が発表されて、受講生コンサートのための調弦やら写真撮影で髭剃る時間なし(汗)。
でもすごく気にするのは自分だけで、回りはあまり気にしていなかったような気がする…。

受講生コンサートは5つ出演。
多い方だったのは間違いない💦
最初は合奏講座でRebel: Les Caracteres de la danse、これはうまくテオルボが弾けなかった。
理由はいくつかあって、一つは明らかに技術不足(テオルボがお借りしているものでそれに対応し切れていなかったことも含めて)、もう一つは中間はほぼ舞曲で、メヌエットは実際に踊っているし、クラントもブレもサラバンドもパスピエもルールもバロック・ギターで伴奏したことがあるけど、これは踊るための曲なんだろうか…という迷いがあってどうも曲に入り込めなかった。
次は、最初予定に入っていたけど参加キャンセルがあって没になりかけた曲をやりたい!という希望があって、自分も昔合唱で歌ったことがあるBuxtehude: Cantate Domino BuxWV12なので参加表明。
バスが歌いたかったというのもあるけど、まさかテオルボで通奏低音をする機会が来ようとは!
時間の関係で最初と最後の三重唱部分の抜粋だったけど、曲を知っているということもあって内容もラテン語詞もなじみはあるから、これは急に参加でもとても楽しかった。
バロック・ギターに和音を弾いていただいたので、テオルボではベースラインを中心に。
撥弦楽器2つの通奏低音は、受講生コンサートでは珍しかったと思う。
第1部最後はStrozzi: Le tre Grazie a Venere「三美神からヴィーナスへ(のメッセージ)」。
三美神のわちゃわちゃした感じ(by森川先生)はアンサンブル・レッスンを経て出て楽しい感じになったと思う。
ただ通奏低音がテオルボの通常の調弦では高すぎて、結局元々ソプラノ記号で書いてあるところはオクターヴ下げて。
これも昨日急に対応だったので色々ミスはあったけど、バロック・ギターを持ってきて下がちょっと足らないけどそれで弾いてみれば良かった…というのが反省点。
それにしてもこのモダン譜は結構恐ろしい間違いが歌にも通奏低音にもあって、ファクシミリも見たのに自分でも気がついていなくてレッスンでも指摘されたものがあって、恐ろしいと同時に自分の調査不足も反省点(汗)。
通奏低音としてもガンバand/orチェンバロがあるとより良かったかも。
第2部では合唱講座でGuerrero: Ave Mariaのみ。
歌詞はおなじみで、グレゴリオ聖歌の定旋律も出てくるけど、アンサンブルが難しかった。
さらに男性が諸般の事情でどんどん抜けてしまって、本番ではバス1、テノール2で。
それでも本番は楽しくできたと思う。

またも第2部の最後、つまりコンサートの最後にリコーダーでGabrieli: Canzon Primi Toni a 8。
全体としては良い感じでできたと思うけど、最初の方でなぜか一人落ちてしまって20秒ほど無音に。
おもむろに復帰したけど、他の皆さん(特にPrimo Choroの方々)がそのまましっかり吹いて下さったので安心&申し訳なかった…💦
練習の時とは聞こえ方が違ったというのもあるけど、大トリだし無意識のうちに気負っていたのか。
一番最後というのはフラットな気持ちで臨むのが何かしら難しいものがあるのかもしれない、と5月の光子先生の発表会でも大トリで自分としてはうまくいかなかった部分があったことを思い出した。

本番では金子先生のテオルボを貸して頂いて、少し戸惑いはあったもののやはりとても弾きやすい楽器で、さらに今回のレッスンで習った新しい構え方で3曲弾いてみて、他のやり方を知る良い経験になった。

コンサート全体としては、他の皆さんの演奏もとてもバラエティーに富んでいて、色んな可能性を見ることができて楽しかった♪

さて…骨折したテオルボの修理の算段をせねば…。
とりあえず、もう1つのテオルボを8/25のミュズィク・ドゥスのコンサート用にして練習しなくては。
「歌う会」11/2《倫理的・宗教的な森》のリハーサルもその翌週から始まる。

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