《倫理的・宗教的な森》のBeatus vir primoは2011年の神戸松蔭の公開講座で合唱テノールを歌った懐かしの曲。
ただ、その時は歌詞や音楽や曲の構成をただ言われるままに歌っていただけで、3拍子の後半から2拍子に戻ったあたりがの細かなところが難しかったという印象。
今回準備していて、通奏低音からの方が歌詞や音楽や曲の構成が見えるというのは面白いものだし、考えてみればバンドでベースを弾いていた時は曲の構成がよくわかった。
最初の2拍子の「幸いなことよ。主を恐れ」から3拍子の「自分のことを公正に取り行なう人は」に入って通奏低音はオスティナート・バスみたいになるけど、歌とヴァイオリンが段々細かくなってきて結構難しい「その角は栄光のうちに高く上げられる」で2拍子に戻って、今度は悪者のことが細かな音型で語られて結局は「悪者の願いは滅びうせる」が下行音型で表現されて一旦終わってしまう。
それから「幸いなことよ。主を恐れ」が一旦戻ってまたカデンツになり、それからグロリア・パトリが細かな音型で歌われ、本当の最後に下行音型のアーメンで終わる。
よくよくできた曲だと思う。
テオルボで通奏低音のチームの中でどのように弾くと歌が活かせるか、一応考えた上でリハーサルでは柔軟に対応したい。
テオルボ練習、ソロ曲はPiccininiの指回りがうまくいっていないところを色々ゆっくり確認しながら。
de Viséeはアルマンドの復習をじっくりやったので新曲には進まず。
通奏低音はRebelを、早いパッセージでカンパネッラを使うところはやはり弾弦する弦の番号を書くか、タブラチュアを作った方が良いかも。
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