2019年8月4日日曜日

8/4:《倫理的・宗教的な森》Magnificat primo

2011年の神戸松蔭公開講座で《倫理的・宗教的な森》を歌った時にはMagnificat secondoだった。
ただ、キアヴェッテで書かれていたので短3度下げで、
「楽譜は自分で作るように」
というお達しだったのか、短3度下げた楽譜を作った形跡があるけど、本番では元の楽譜を見て歌った記憶がある。
今回の《倫理的・宗教的な森》はMagnificat primoでヴァイオリン2つと弦または管4つが入るという編成も大きくて長めの壮大な曲。
そして拍子が3から2にコロコロ変わって、その間にグレゴリオ聖歌の定旋律が出てきたり、歌詞の内容に応じてとても目まぐるしく変化していく。
おそらく聞き所の一つは、演奏していても盛り上がるけれどもトゥっティでFecit potentiamと2拍子で宣言してすぐに3拍子でFecit potentiam in brachio suoと応答して、その後ルカの福音書の各節の内容を様々な編成で語っていくところだろうか。

自宅を漁ったら全曲のCD3枚組があったから聞いてみると…3拍子のテンポが場所によって違う!
ファクシミリを見るとすべて1分の3という「トリプラ」で書いてあるから速めのはずだけど、冒頭は遅く2分の3「セスクイアルテラ」っぽい反面、Fecit potentiamの3拍子はトリプラっぽい。
とはいえGloriaはトリプラでは速すぎるだろうし、我らが「歌う会」ではどうするだろうか。

テオルボの練習は、ソロは相変わらずのPiccinini復習と、de Viséeは復習の後次に進む。
バロック・ダンスの曲もあって少しずつ慣れてきた。

通奏低音は夏期セミナーの2曲を。

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