本日は、11/4と11/23のLa voce del Seicentoの合わせのために、予定されている17世紀歌曲の合わせを一通りしました。
午前中に、デュオのMonteverdi 2曲とGrancini 1曲。
どれもレッスンを受けた曲ですが、少し時間が経っているのでそれぞれに熟成させて、さらに細部の表現を磨いていきました。
やはり歌詞、フレーズの長さの意識、音の方向性(特に強弱)をよりしっかり付けていきました。全体的にフレーズを大きく捉えるようになったので、テンポは上がりましたがより言葉を喋る音楽になったと思います。
おやつを頂きつつのお昼ご飯休憩の後、午後はソロ。
今年記念年のStrozzi 1曲、去年記念年だったCaccini 3曲、その前に記念年だったMonteverdi 1曲、Schütz 1曲、Merula 1曲。
ソロは既に名古屋バロック音楽協会例会で披露した曲は、その時は割とかっちりやりましたが歌がもっと自由にやりたいことがわかったので、今日はそのように。
MonteverdiとMerulaは音型が単純なだけに、言葉の1つ1つ のアフェクトを表現するしかないという点で、非常に難しい曲だと感じました。
テオルボ通奏低音としては、夏期セミナーの通奏低音講座であったように
「歌が何をしたいか」
「歌を待たせない」
「歌に制約を与えない」
「次に起こることを予見させる」
を踏まえつつ、細かくも楽しく詰められたと思います。
まずは11/4西宮プレラに参上します!
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