「歌う会」の次の練習は自分のコンサートで出られないので、違う曲の練習をしました。
17世紀のデュオを中心にテオルボで通奏低音するLa voce del Seicentoも11/4の発表会での演奏は決まっていて、近々合わせをするのでそのための練習を。
デュオもソロもそれなりに曲数があって、何曲かはレッスンを受けたり小さな本番を経験してますが、全部合わせたことがないので、今日はソロ曲ばかり復習してみました。
Monteverdiが多いですが、Crancini, Caccini, MerulaそしてSchützです。
歌詞は宗教曲はラテン語で世俗曲はイタリア語(1曲ドイツ語)ですが、イタリア語がまだ自由ではなくて、それでもイタリア語歌詞に則して音型や通奏低音が付いているので、何とかそれを理解して反映したテオルボ通奏低音をすることがずっと課題です。
「16〜17世紀の宗教合唱曲を歌う会」でよく言われるモットーとも言うべきものは
「器楽は歌のように、歌は器楽のように」。
器楽が単語の切れ目とかアクセントを無視したフレージングで演奏したり、歌が曖昧な音程やリズムや方向性がわからない歌い方をすると即指導が入りますから、事前の備えも必要ですし、これはどの場面でもそうだと思っています。
ソロ曲はKapsbergerをさかのぼって続きを、結構時間がかかりましたのでde Viséeはお休み。
Kapsbergerのこの曲集では同じ曲種が固まっていてわかりやすいのですが、どうしても似た感じに捉えてしまうので、Piccininiの曲集のように色んな曲種が順に出てくる方が良いのかもしれないと思ったりしています。
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