2019年5月31日金曜日

5/31:Piccinini, de Visée, 通奏低音は17世紀イタリア,フレンチ

今日は仕事後に明日のSchütz@神戸聖愛教会の全体練習に途中から参加。
全体像が見えて聞こえるとやはりテンションが上がる。

それに,秋に向けてSchützの独唱曲のテオルボを弾いているので,背景としてとても勉強になる。
明日の本番ではソロ曲もあってテオルボ通奏低音も聴けるから,楽しみ。

そして帰宅してテオルボ練習。
Piccininiは残り少なくなって,コッレンテをいくつか。
比較的シンプルなのもあれば,なかなか難しいのもある。
「14」がもしかしてFis?という疑問もあるけど,調弦の指示がない。謎。
その楽器で,再来週公開レッスン受講予定の17世紀二重唱の通奏低音練習。
音数は多くないから確実な弾弦と必要なところでの和声付け。

de Viséeは次のジグやCのプレリュードやミュゼットのようなドローンが多いエールなど弾き散らかす。

その楽器で,Maraisの通奏低音を主にtasto soloで低音弦とのオクターヴ交替を確認。

意外に色々弾いた。
その分今日はリコーダーを吹かなかった。


2019年5月30日木曜日

5/30:Piccinini, de Visée, Marais通奏低音

PIccininiは残り少なくなった曲をともかく弾いてみることに。
コッレンテVIIは結構難しい。
Piccininiの語り口というか手癖が少しだけわかってきたかも。
もう1つのテオルボを弾いていたら,どんどん音が下る!
ストップ弦のペグがどれもやけに緩んで調整に一苦労で時間もかかった。
ついでなのでフレッティングもチェックしたら割とずれていた(汗)。

de Viséeはパサカーユを,これだけで十分大変で,アルマンドの復習どころではなかった。

通奏低音はMaraisだけ,低音とのオクターヴを確実にすることもだけど,和音を弾く所と単音で弾く所の区別を付けてメリハリをしっかり。

リコーダーは職場ガナッシで結構じっくり。

2019年5月29日水曜日

5/29:新たなソロ曲と通奏低音も再開

テオルボのソロ曲,今日はde Viséeに戻ってアルマンドを。
アルマンドはバロック・ギターの時も結構苦手にしていたけど,テオルボでもまだやはり苦手。
de Viséeは5コース6コースでも人差指での弾弦が要求されるから,右手の柔軟な動きが必要な感じ。
そしてやはりレッスンを受けないと…と痛感。

Piccininiはテノーレの復習,所々タブラチュアの数字が不鮮明なところを上下左右の音を勘案して書き足す。

通奏低音も練習再開,動きが大きく難しいMaraisを練習。
低音弦とのオクターヴの交替が下手過ぎて,自分に本当に腹が立つ。
克服すべく練習方法を考えねば。
弦の幅が違うテオルボを弾き分けているというのもあるけど言い訳だし…。

リコーダーは,Dalla Casaのディミニューション教則本,曲の実例に。
Hotteterre 2-1は中間の後半を,指の動きが多い装飾がバタつかないようにするのはまだまだ。

2019年5月28日火曜日

5/28:新たなソロ曲練習,間違い訂正

割と慌ただしい1日だったので,テオルボはソロ曲だけ。

Piccininiは新たな曲Tenoreを,結構面白い曲でしっかり弾けるようになりたい。
それにしてもPiccininiのこの曲集は真面目というか真摯な感じで,Kapsbergerのように自分の名前を付けたりしていない。
「de Visée」と書いていた最近練習している曲は実際はde Viséeではなくて,カナリとパサカーユは作者不詳で,クラントはHotman作だったりなので修正(汗)。
de Visée作ではないためか弾きやすい。

リコーダーも,Dalla Casaのディミニューション教則本1ページと,Hotteterre 2-1中間数楽章を。
調整から帰って来たヴォイス・フルートも快調。

2019年5月27日月曜日

5/27:慌ただしい帰宅後ソロ曲練習

今日は妹の主治医との面談の他,実家,母の施設,市役所と結構慌ただしかったけど,帰宅してテオルボのソロ曲とリコーダー練習。

テオルボのソロ曲はPiccininiもそろそろ終わるし,曲を絞って練習しようかと思ってトッカータのおさらい。
de Viséeは作者不詳のカナリオスをついつい弾いてしまう。
今日は旋律線に色を付けておく。
あとはその前のページのパサカーユか。
通奏低音は今日はお休み。

リコーダーは,明日プチ本番に備えて,とっても久しぶりの中世リコーダー。
何とも飾り気のない素直な音。
そして調整から帰って来たヴォイス・フルート出Hotteterre 2-1を。

2019年5月26日日曜日

5/26:ミュズィク・ドゥスでバロック期フレンチのリハーサル

本日,外は30度を超える中,ミュズィク・ドゥスで7/7,8/25,12/21に予定しているアンサンブルの全曲のリハーサルを行ないました。 リコーダー・ソロのDieupartでは各曲のタイトルにある舞曲の拍のまとまりとステップを確認しました。 ガンバ・ソロのMaraisはテオルボ氏が書き込みをした楽譜を忘れてしまったために細かな詰めができずに少し残念なことになりました…。 デュオの少し長いCouperin: Magnificatはいつも最後で詰めが甘くなるので早めに合わせました。プロポーションの切り替わりが多く,特に3拍子をどういう感じで歌いたいかを前の部分との関わりも踏まえて確認しました。 おやつたくさんの休憩をして色々打ち合わせ。
DeLalandeの《ルソン・ド・テネブル》は「金曜日」から。 前回結構細かく合わせたのでスムーズに終わりました。 「水曜日」は1箇所全員がよくわからなかった部分を,楽譜の印刷の不鮮明さも含めて色々と確認しました。両曲で共通する〈Jerusalem〉は器楽で始まりますが,どういう風に始めるかを確認しましたが,入り損ねなど色々な即興的な動きがあって,本番も楽しみですw。 全体のプログラム順も一応決定して,次のリハーサルではチェンバロ・ソロも含めた全通しをする予定です(その一つの狙いはほぼ弾き続けのガンバ氏の疲れ具合を計るためという説も)

2019年5月25日土曜日

5/25:GisとFisの音程のためにtastinoを貼って練習

フレンチの合わせを前回していて
「Gisが高い〜!」
と散々言われたので,テオルボの1フレットに貼ってみる。

今はフレンチの合わせでチェンバロとガンバが使っている「閉じる」ミーントーンではなくて,テオルボは平均律にしてしまっているから,どうしてもズレるのはわかっていたことだけど,20セント以上違うとさすがに自分でも気にはなっていた。

tastinoをGis(4コース,7コース)とFis(8コース)に貼ってみると,正確ではないけど長3度が純正に近くなって和声が落ち着く。
本当はやはりミーントーンだと低いdis(5コース)にも貼った方が良いけど,出番が少ないので,指摘されたら貼る。
4コースはdisよりもesの方が必要だし「閉じる」ミーントーンだとdisとesが異名同音に近いし,貼ることによる押さえ間違いはできれば防ぎたい。
cisの方を貼った方が良いかもしれない。

これでDeLalandeの《ルソン・ド・テネブル》を2つ練習。
Couperinは今日のSchützの行き帰りに楽譜とにらめっこして,必要なことを書き込んだり消したり。

テオルボの調整をしていたので,ソロ曲を練習する時間が取れなかったのが残念。

tastinoはあまりキレイに貼れなかったので,小さくしてぼかしを。

2019年5月24日金曜日

5/24:de Visée,Piccininiとフレンチ通奏低音

テオルボ練習,指慣らしの後は,まずはソロ曲。
後ろから弾いているPiccininiは,新たなトッカータを,この曲も面白い。
コッレンテやガリアルダは弾きやすいけど,トッカータは展開が色々あってそれが楽しいし,Xはトリッキーなリズムがあってそれも面白い。
de Viséeはカナリオスをマスターしたくて,フレーズに色を付けたり区切りを書き込んだり。

通奏低音はMaraisとCouperin。
Couperinは電車仕事の帰りで歌詞のまとまりを見ながらどこをあまり弾かないようにするかを検討。
この曲は1曲の中での歌詞に応じた展開が多い上に一続きで長いので,全体の見通しができていないといけなくて,なかなか難しい。

2019年5月23日木曜日

5/23:フレンチ通奏低音とソロ曲

週末は約1ヶ月ぶりとはいえ7/7まではもう2ヶ月ないフレンチの合わせがあるので,そのための通奏低音をいくつか。
まだまだ弾き切れていないMarais,長くて展開が多いCouperin。
久しぶりに弾いてみると,どこを弾くかというよりもどこを引くかということが気になるので,特に声楽曲は歌詞を改めて見ることに。
その結果気づいたことを歌のお二人にも遠慮せずに伝えてみよう。

ソロ曲はPiccininiの後ろからやっている新たなページ数曲,
de Viséeもカナリオスなど。

ちょっと久しぶりのテオルボなので,調弦が微妙に狂っていた。
それにしても低音弦のいくつかに色を付けないとよく見えない。

2019年5月22日水曜日

5/22:La voce del Seicentoアンサンブル・レッスンとその前の「最後のあがき」

今日は二重唱とテオルボのLa voce del Seicentoアンサンブル・レッスン2時間,その前に歌の方々の「最後のあがき」1時間にご一緒。

ここ何年か17世紀をご一緒してる方々だから問題点の共有は早いのはありがたい。
レッスンでは3曲ともしっかり2時間かけてみて頂けてすっきり。
テオルボへの指摘がなかったのは良いのかそうでないのか…。

とはいえ,レッスンでテオルボを弾くのはすごく緊張するし,アドバイスを聴き逃すまいとししていたせいか,帰宅して思わずうたた寝するぐらいに疲れていた。
アンサンブル・レッスンの後で寄ったカフェにいたワンコ🐩

昨日の合わせではテオルボの予備弦を忘れてしまって,車から降りて調弦し直したら2コースがすごく緩んでいたし,他にも切れたらどうしよう…釣具屋さん近くにあったかな…と思いながらテオルボを弾いていたことはナイショ。

【不定期】通奏低音雑感

今日の二重唱の合わせでも歌のお二人にかなり色々お尋ねしたけど,クレームとか指導とかそういうつもりはまったくなくて,単純にどう音を出したいか,どういう音程で歌いたいか,言葉がどういうアクセント配置になっているか,どこが終止でどこまでが1フレーズか,それらをどう歌いたいかを単純に知りたいから。

旋律をリコーダーで吹いている時に「どう吹きたい?」と尋ねられたり,合唱でも「この言葉やフレーズの方向性は?」と尋ねられたりして,自分で考えたり言われたりしてやってはいたけど心底理解していたかというとそうでもなかったらしくて,テオルボで通奏低音をしてみてよくわかった。
それがわからないと,通奏低音をどう弾いたら良いかわからないから。

あと,通奏低音をしていてすごく思うのは,どういう和音が付いているか,どういう和声進行なのかということを,旋律を担当する人間も知っておかないといけないなぁと,自分がリコーダーを吹く時にどれだけ意識しているかを強く反省。
でも和声進行のからくりが見えると,旋律も乗りやすくなると思う。

そして,普通ではなさそうな音の動きも要注意で,半音階進行はもちろん,「音程の悪魔」と呼ばれた増4度(3全音)の動きは,特に歌詞があればどんな言葉が付いているかは見逃せないと思う。

2019年5月21日火曜日

5/21:La voce del Seicento,本番とレッスンのための合わせ

本日のテオルボは仕事の後で,新たに立ち上げたLa voce del Seicentoで二重唱宗教曲との合わせ。
11月に本番の予定で,その前にレッスンを複数受けるのでその準備。

3曲合わせるはずで,途中で11月の担当の方から電話が入って一気に打ち合わせができた感じで,1曲できなかったけどあっという間に時間が過ぎた。

2曲とも言葉一つ一つをちゃんと表現しないといけないから,どうしても時間がかかるけど,きちんと演じられれば面白い!


テオルボは,低音弦を弾く精度がまだまだ低くて,たくさん弾き間違えて音程取りにくい箇所をいくつも作ってしまって,迷惑をかけてしまった(汗)。
見なくても正確に弾弦できるようにしなくては。

美味しい差し入れを頂いたお陰でエネルギーが切れずに済んで感謝。


ということでテオルボを持っていったので,プチ本番はいつものリコーダーを予定を変更して,テオルボの易しいはずのソロ曲を披露。
それでも間違えたりするから,まだまだ練習が足らない…。
でも人前で弾かないと上手くならないと思うし…。
色々工夫して頑張らないと。

2019年5月20日月曜日

5/20:通奏低音3曲とPiccininiとde Viséeも

リコーダー練習は,Dalla Casaの続きとHotteterre 2-1最後の方。
装飾をゆったり吹くというか指を動かすことで苦手意識が薄くなったのは,本当に良かった。

テオルボ練習は,まずは明日合わせで明後日レッスンのデュオ宗教曲の通奏低音3曲。
弾きにくい原因の一つは歌詞とフレージングの理解が不十分だったからで,単語の切れ目とアクセントと単語のまとまりに印を付けることでずいぶん整理できて弾きやすくなった。
全部和音を弾く必要はないから,単音だけで弾く部分をしっかり弾くことでメリハリもできるし弾くのも楽になった。

ソロ曲は,PiccininiのトッカータXIの復習を,これも音の方向性の印を付ける。
そして久しぶりにde Viséeのニ短調の曲でまだやっていないカナリオなどを,結構楽しく(ちゃんと弾けるわけではないけど)。

2019年5月19日日曜日

5/19:通奏低音3曲とPiccinini

今日のリコーダー練習,Dalla Casaのディミニューション練習のあとHotteterreの2-1中ほど,次の課題はフレーズ感。

テオルボ練習,ソロ曲はPiccininiのトッカータXIのおさらいを,
通奏低音はデュオ宗教曲3曲を,うまく弾けない部分は何か迷いがある感じだけど合わせもレッスンもあるから決めねば。

2019年5月18日土曜日

5/18:通奏低音3曲とPiccinini

リコーダー練習はSchützのリハに出かける前にHotteterre 2-1おさらいとDalla Casaの続きを。
テオルボ練習は帰宅後に,まずは来週合わせとレッスンのデュオ宗教曲の通奏低音を3曲,ソロはPiccininiのチャッコーナのおさらいと,
新たなちょっと長いトッカータXI,この曲はレパートリーにしたい。