今日の二重唱の合わせでも歌のお二人にかなり色々お尋ねしたけど,クレームとか指導とかそういうつもりはまったくなくて,単純にどう音を出したいか,どういう音程で歌いたいか,言葉がどういうアクセント配置になっているか,どこが終止でどこまでが1フレーズか,それらをどう歌いたいかを単純に知りたいから。
旋律をリコーダーで吹いている時に「どう吹きたい?」と尋ねられたり,合唱でも「この言葉やフレーズの方向性は?」と尋ねられたりして,自分で考えたり言われたりしてやってはいたけど心底理解していたかというとそうでもなかったらしくて,テオルボで通奏低音をしてみてよくわかった。
それがわからないと,通奏低音をどう弾いたら良いかわからないから。
あと,通奏低音をしていてすごく思うのは,どういう和音が付いているか,どういう和声進行なのかということを,旋律を担当する人間も知っておかないといけないなぁと,自分がリコーダーを吹く時にどれだけ意識しているかを強く反省。
でも和声進行のからくりが見えると,旋律も乗りやすくなると思う。
そして,普通ではなさそうな音の動きも要注意で,半音階進行はもちろん,「音程の悪魔」と呼ばれた増4度(3全音)の動きは,特に歌詞があればどんな言葉が付いているかは見逃せないと思う。
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