テオルボ(キタローネ)で主に17世紀音楽の歌や器楽の通奏低音を弾いています。 これまでに「16〜17世紀の宗教合唱曲を歌う会」にてC.モンテヴェルディ《聖母マリアの晩課》《倫理的・宗教的な森》,H.シュッツ《クリスマス物語》《音楽による葬送》,G.ガブリエリとヴェネツィア楽派の通奏低音,バロック期フランスの宗教曲を演奏するミュズィク・ドゥスにてF.クープラン《暗闇の朗誦》《マニフィカート》〈復活祭モテ〉、M.=R.ドラランド《暗闇の朗誦》などの、また2019年に立ち上げた17世紀歌曲のアンサンブルLa voce del Seicentoにてテオルボ通奏低音を担当。 ソロ曲にも取り組み始めて,現在B.カスタルディ、A.ピッチニーニ、H.カプスベルガーの公開をし始めています。 その他、10コース・ルネサンス・リュート、ルネサンス・ギター、バロック・ギターも弾いています。 このブログでは主に練習のことをつぶやきます。 (長く吹いているリコーダーのことも加えることにしました)
2021年5月18日火曜日
Kapsperger宗教曲の拍が合わない部分を色々考える
2021年5月17日月曜日
Kapspergerの宗教曲のファクシミリからLilyPondで作譜
特に後半、小節単位での拍子が全然違っていたので、これまでみたいにC基準で小節線を消すというのがうまくいかなくて、毎小節拍子を変えて、拍子記号を消すという荒業で対応。
あと、後半の16分音符はその前と同じく3連じゃないとバスとのつじつまが合わない。
ともかく大変だった。
けどLilyPondでの書き方が色々わかった。
2021年5月15日土曜日
Kapsperger宗教曲のモダン譜の問題
2021年5月12日水曜日
テオルボ弦交換:F
10コース・リュート遊び色々
10コース・ルネサンス・リュート遊びは、ZamboniのArpeggioとDowlandをいくつか鳴らす(弾くとは言えない)ことで満足していたけど、今日はPiccininiとKapspergerも少し弾いてみる。
PiccininiとKapspergerはテオルボでは常に練習しているけど、リュート曲は視点がまた違って面白い。
ZamboniのArpeggioは本当に美しいので、思わず自分で五線付きのフレンチ・タブラチュアにしてしまった。
テオルボ練習もしっかり。
Piccinini, Kapsperger, Castaldiのいつものメニュー。
2021年5月9日日曜日
テオルボの選定曲練習だけのはずが
テオルボのソロ曲を弾く機会が増えてきて、これから6,9,11,12,1月と演奏機会がありそうなので、そのために曲をある程度選定しての練習。
ZamboniとDowland。
…初心者が練習する曲ではないなぁ。
でも美しいなぁ。
2021年5月8日土曜日
18世紀の13コース・リュートのZamboniとバロック・リュートのKellnerを弾いてみる
その上、最後の方になると10コースでは低音が足らない💦
やっぱりとっても美しい🎶
そしてニ短調調弦になると、上の音からf' d' a f d A G F E D C B, A,と同じ音が多いから共鳴する弦が多くて、弾いてなくてもそれらがそこはかとなくなっているのも美しい。
2021年5月7日金曜日
Zamboniの第9番もメランコリックで美しい
10コース・リュート遊び、昨日から弾いているZamboniは
「第9番もいいよ、10コースでも弾けるよ」
というので早速。
ハ短調でメランコリックでこれも良い!
17世紀音楽が楽しくて満足してるとはいえ、もともと鍵盤から音楽を始めて和音大好き人間なので、18世紀のZamboniのテンションをうまく使った和音が弾けるのはたまらない。
アコギを弾いていた時に、昔の英国の曲を弾いていたJohn Renbournが良いなと思ってトライしていたけど結局編曲モノだったし、17〜18世紀のDowlandも含めてオリジナルの曲がそのための楽器で弾けるのはやっぱり楽しい。
今日はDowlandを弾かなかった。2021年5月6日木曜日
Zamboniのリュート曲は音の使い方が面白い!
10コース・リュート遊び、気になっている Zamboniのソナタ第8番のアルペッジョを弾いてみる。
すごい!
面白い音の使い方!
さすがに1718年。
Kapspergerのアルペッジャータ(1604)もBartolottiのギター曲集(1640,1655)でも、撥弦楽器は17世紀から平均律ならではの転調が出てくるし、五線譜にすると調号が多い曲もごく普通にある。
ただ… 調子に乗ってソナタの他の曲もと思って弾き出したら…低音が足らない…。
Zamboniは14コースのアーチリュートのための曲だった…。
アーチリュートも必要になってくるのか…。
それにしてもこの感じは好きだなぁ。
テオルボ弦交換:G
テオルボの弦をちょっと交換。
7コース(G)の他とのバランスがバランスが悪くて、特にソロ曲を弾くようになると音階でのバラツキが気になってきた。
ただ、手持ちの弦だと暗すぎるか明るすぎるかのどちらかなので、また考えないと。
1つ換えると別のも気になるけど。
もともと巻き弦だったけどちょっと暗めだったので、明るい音色が欲しくて、最初は釣り糸のナイロンにしてみて、少し明るくなったけどちょっと違うなぁと思って、巻き弦にしたけど…。
音色的にはちょっと明るすぎるとはいえそこそこ揃ったけど、やっぱりサスティーンが長すぎてその点でバランスが悪いから、ナイルガットに。
ちょっと太いけど一応バランスは揃った感じ。
あとは生ガットも試してみなくては。
それにしても、40号の釣り糸なんて釣りには太すぎて、お店では品揃えも少ないし、「まぐろ」とか書いてあるし、レジの人たちは
「この人は一体何を釣るんだろう…」
と思っているんだろうなと思ったり。
結局、以前バロック・ギターのために買ったもので使ってなかった、高価な弦を張ってみる。
さすがに良い音♪
他の弦とのバランスも取れて、やっと納得。
2021年5月5日水曜日
再びメトロノームで練習
テオルボソロ曲練習、最近は本番で予定している2曲を、メトロノームを使って、ちゃんと弾けるくらい遅く設定してそれに合わせて練習。
指周りが難しい箇所は遅くなっているし、順次進行は早くなっているから。
あとはPiccininiは挑戦してみたかった半音階、
Kapspergerは他でも知っている旋律、Castaldiは追いかけが多い新曲というか復習を。10コース・リュートもKapspergerの第1巻から適当に。
Piccininiもちょっと弾いてみて、すごく良い練習になるけど、真面目すぎな感じがして、Kapspergerの弾け具合が欲しくなる。
2021年5月3日月曜日
久しぶりのMonteverdi通奏低音練習
テオルボ練習、今日は久しぶりに通奏低音を練習。
Monteverdiの新たな宗教ソロ曲たち、
1つは細かなメリスマのリズムの数がどうしても小節内に収まらないから、楽譜通りに歌ってそれに付けるしかないし、