2019年12月17日火曜日

12/17:土日のための練習、#系と♭系と

土曜日はフレンチの通奏低音で調弦はFisとCis、後半でFとCに変更、
日曜日はリコーダーの通奏低音を1曲だけの予定でFとCとたぶんBesで弾く予定。

調弦を変えるのはなかなか面倒なので、同じ調弦で曲をまとめて練習していますが、#系と♭系では響きというか世界が違うので、その切り替えもイメージしておかないといけないことを思います。

1曲の中でもニ短調とニ長調が切り替わるということが起こる時には、途中で調弦を変えるわけにもいかないので(今弾いているのはFが番外弦なので)オクターヴ上げたりしてしのいでいますが、 他に通奏低音楽器があればまだしもテオルボ1本の時は旋律のラインを考えたとしてもどうしても物足らない感じがするのがジレンマです。

ソロ曲は今日はFとCで練習できる曲にしましたが、本当はFisが指定されていて、でも2回しか出てこない上に、上と音がぶつかることがない(Fと一緒には弾かない)ので、ついつい合わせるのをサボってしまうのは、求められている和音の響きではないということを考えると、本当は良くないのでしょうね…。

画像のように、ソロ曲でFisとCisのに加えてGis2つが指定されている曲は、さすがに全部それに合わせておかないとGisとGが同時に鳴るというオソロシイことが起こってしまいます。

2019年12月12日木曜日

12/12:de Viséeのサラバンド、2つのJerusalemの違い

今日は演奏予定のソロ曲練習はやめて、de Viséeの続きにトライ。
イ長調の組曲の中からサラバンドを。

サラバンドはダンスの人に言わせると難しい踊りということだけど、de Viséeのサラバンドもどれも相当に難しくてなかなかうまく弾けない舞曲の一つ。

今日のも難しくて色々と難儀。
これはもうベースラインと上とを少なくとも分けて、それぞれの動きを確認しながら練習しないといけなさそうです。

それでも全体としてこういう響きになるだろうなということを想像すると、本当にステキ。

通奏低音練習は12/21の曲からいくつか。

Maraisはともかく自分の弾くべきこと、右手の弾弦順と特に左指の位置!を指と脳に覚えさせて 、ガンバがその場で弾くことに耳と目と気配で対応できるようにしておきたいです。

de Lalandeの2つのLeçonの最後に出てくるJerusalem、歌はほとんど同じだけど、通奏低音は基本的にa gis g fis (f) e e Aというオスティナートだけど、付いている数字がまるで違うことをやるたびに痛感。
水曜日はシンプルで3、4パターンで回せるけど、金曜日は本当に凝っていてたぶん1回として同じパターンが出てこなくて、ちょっとした移動が必要な箇所もあって、これもすべて指と脳に入れておかないと歌に対応できないので今日は間違えやすい箇所を集中練習しました。

そして、テオルボとガンバだけになるヘブライ語のアルファベットのところも、16フィートを多用する方向で練習を。




2019年12月8日日曜日

12/8:テオルボでメリハリを付ける

12/21@和泉市久保惣記念美術館で演奏するクリスマスの新曲Clérambaultのリハーサルで歌の方に
「もっとメリハリをお願いします」
と言った一方で、今日練習してたらテオルボでもっとメリハリ付けられるじゃないか!と思っていくつか変更しました。

この曲はソロと合唱が交替する曲で、合唱はいないのでソプラノ2が合唱部分を歌いますが、合唱部分はほとんど通奏低音のオクターヴ上という不思議な旋律で、その部分を16フィートにするというのがまず取るべき手段でしょうか。
ただ、このオクターヴ下は結構動いたりするので、それだけでも結構難しいですし、それに和音を付けるのはなかなか難しいので、本番までに間に合うでしょうか…!?!

ソロ曲もPiccinini, Kapsberger, de Viséeと一通り練習。

2019年12月7日土曜日

12/7:ミュズィク・ドゥス🎄クリスマス・コンサート(12/21@久保惣)のリハーサル

久しぶりになってしまいました。

本日は12/21@和泉市久保惣記念美術館でのミュズィク・ドゥス🎄クリスマス・コンサートのリハーサルを、珍しく土曜日に行いました。
全員集合の前にMaraisをガンバとテオルボで。
ガンバからの細かな指示を実現するために1時間みっちり合わせましたが、次第に良い感じになり少し楽しくなってきました。
本番どうなるでしょうか!
個人的には精根尽き果てて自分の仕事はこれで終わってしまったような気分で、リコーダー以外は出がらしでした。
(いえいえ、おやつパワーでちゃんと弾きましたとも!)

全員集合してプログラム順に。
とは言っても、あまり合わせていないクリスマス曲の練習に時間が割かれました。

ClérambaultのHodieは、フレンチらしい装飾のある流れの中でもメリハリをどう付けるかを試みました。

リコーダーでのNoël集は3曲セレクトして合わせましたが、跳ねる曲でのリズム合わせに時間をかけました。

皆さんでも歌う「荒野の果てに」はハープも入りますので、本番でどのように進行するかをきちんと決めて何度か合わせました。

夏に演奏した《ルソン・ド・テネブル》という受難曲と、クリスマス(ノエル)の曲を混在させるのは、「受難のための降誕」という理屈としては皆理解していますが、その切り替えは案外難いことを実感しております。

当日どうなりますか、よろしければ展覧会を見に来がてらいらしていただければ嬉しいです!