2020年6月17日水曜日

録音機器でモニターしながら練習

先日のアムステルダムと日本を結んでのオンラインZoomリュートお試しレッスンを受講して、機械を通すとこういう風に聞こえるというのを改めて思った。を通してみることに。

テオルボ練習も何とか自分の音を客観的に聴きたいと思って、機械を通してイヤフォンかヘッドフォンで聴く。 
バンドをやっていた時は録音もミキシングもやっていたので、自分のベース、ギター、シンセサイザー、歌は機械を通して散々吟味することばかりだった。

今は生音を重視していてそういうことをあまりしなかったけど、結局機械で録った音を聴いていただく機会も多いし、そうやって聴いていると、リコーダーでもそうだったけど、余分なノイズを出していることがわかるし、逆にせっかく抑揚が付くはずの撥弦楽器なのにそれがないというのもわかって、自分にガッカリする場面も多いけど、何よりも第3者に聴かれているかのような緊張感がある。

今日は通奏低音をする曲を一通り弾いてみて、歌う立場からは何がいらなくて何がもっと音がほしいかということがよりわかるように感じた。
しばらくはこれで練習してみるけど、本当は何か適切なマイクがあった方が良いかもしれない。
A楽器店で録音の機会があった時に使っておられたバウンダリーマイクを買ってみようか。

ソロ曲は7/11に演奏予定の2曲に絞って。

2020年6月10日水曜日

Kapsbergerの通奏低音レアリ付きアリア集の練習再開

テオルボ練習はこのところソロ曲ばかり練習していて
・Kapsbergerの第4集(まだ第3集が手付かず)
・Piccininiの復習
・de Viséeはともかく少しでも弾けるように
と思いながら練習。

ただ通奏低音を練習していないのはそろそろまずいと思い、しかし合わせの予定がないとその曲はどうも気合が入らない…ということで、Kapsbergerの通奏低音レアリ付きのアリア集に再度挑戦。
最初からやってみると、予期しない和声進行があって本当にびっくりするし指というか頭がなかなか対応していかないけど、おそらく歌詞と音型の理解が足らないからなんだろうと思う。
それでもこの低音にはこう付けるのかというのはやはり勉強になる。

今日は昨日から長テオルボの12コースが緩んだのを直してもBBesになっていたので、そのままその音が必要な曲を。
Kapsbergerは続きのコッレンテになかなか魅力を感じながら。
Piccininiは練習したもののほとんど覚えていないパルティータを弾きながら何だか色々発見を。
de Viséeは昨日からdのプレリュードの不協和音が気持ち良い。


2020年6月1日月曜日

de ViséeのプレリュードをLilyPondで打ち込む

久しぶりにブログを。

テオルボ練習、de Viséeのプレリュードをともかく理解したくて、LilyPondで5線譜とタブラチュアを作成しています。
LilyPondのバージョンが古いのでタブラチュアは弦の数だけ線が必要ですけど、かえって弦の幅がよくわかるかも。
やはり5線譜にすると旋律の流れがよくわかります。
プレリュードのような曲はなおさら。

 このGのプレリュードは割と入力しやすかったかもです。

 eのプレリュードは2つありますが、難しい方を入力してみたら、ファクシミリ自体が少し読みづらいというのもありますが、和音も多くてなかなか手間取りました。
それでも 5線譜にするとなるほどということが多くて、曲の理解が進みます。

一方、Kapsbergerの歌曲をLilyPondで打ち込んでみると大変で、K独特のメリスマの連符の数がどうなっているの?というのを試行錯誤していたところ、うまく改行できなくなるというたまに起こる現象に遭遇。
強制的な改行コマンドも効かないので、悩み中です。